当法人の超音波検査(エコー検査)は全て専門の技師が行っており、精度の高い検査によって、病気の早期発見に努めています。
精度の高いエコー検査を行うために、検査部では2か月に1度、症例検討会を開催し、各スタッフが経験した症例を報告してディスカッションを行い経験の蓄積を行っています。
症例検討会の様子
また、学会や勉強会にも積極的に参加しており、その際には必ず報告書を作成して提出し、全スタッフで情報共有を行っています。これらの取り組みを通してスタッフ全員の検査技術と知識の向上に努めています。
検査部 6名(6名とも日本超音波検査学会会員)
診療放射線技師 5名
臨床検査技師 1名
うち超音波検査士有資格者 3名
※超音波検査士とは、日本超音波医学会が認定している資格で、①一定期間指定学会に所属する。②認定部位(循環器、消化器、泌尿器等)ごとに指定された症例を経験し且つ、その書類を提出して審査をクリアする。③その上で学科試験に合格する。必要があり、高いスキルを証明するものとして認知されています。
エコー検査の様子
人の耳には聞こえない高い周波数の音波を体内に送信し、臓器に反射して戻ってきた音波を受信して画像を構築します。臓器の大きさや形状、体内の血流の情報などを得ることができます。悪性腫瘍はもちろん、他にも幅広い病気の発見につながります。
エコー検査は痛みや放射線による被ばくの心配はありません。
検査時間は15分程度で体への負担が少なく簡便な検査です。
使用機器
GE Healthcare社 :LOGIQ S8 XDclear 2.0+
(星和台CL、旭ヶ丘CL、藤原京CL、ほりいCL、大星CL)
日立アロカ社 :ProSound α7
(菊美台CL、ほりいCL希央台)
・ 胸腹部等一般撮影
GE Healthcare社製16列ヘリカルCT Brivo 385が旭ヶ丘クリニックに設置されています。スライス厚は1.25mmおよび、同社64列CTと同様の最小0.625mmのスライス厚での撮影が可能です。また、逐次近似法を応用した画像再構成により、低被曝での検査が可能になっています。撮影時間も胸部10秒以内、腹~骨盤部15秒以内と、高齢者の方でも充分息止め可能なスピードで撮影できます。
当クリニックでは、インターネット回線を利用した読影システムを採用しています。読影は100%放射線科医が行っており、検査翌日中に読影レポートは返送されます。(緊急時は1時間以内も可)
・ 骨粗鬆症などの評価を行う装置で、前腕に極めて微量のX線を当てて、骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分がどれくらい詰まっているのかを診ます。
・ 骨粗鬆症などの評価を行う装置で、足のかかとに超音波を当てて、骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分がどれくらい詰まっているのかを診ます。
動脈硬化や糖尿病性病変などに伴う、下肢の重症虚血の評価やモニタリングをするために、皮膚微小循環の灌流量を検出することができます。
5分間上腕の血液を止めた後、血流再開時における上腕動脈の血管拡張反応をみます。これにより血管の内皮細胞機能が評価でき、動脈硬化の早期診断に役立ちます。
・ 手足のしびれや感覚異常などに対して、神経異常な
どの有無を検査します。
・ 測定部位に電極をつけ、目的とする神経に弱い電気
刺激を与えその反応を診ます。